『今宵のうつわ』を終えて

8月25日(土)に開催した『今宵のうつわ』。
作家のうつわを実際に使わせていただきながら、参加された方からつくり手へ、うつわや木のこと、メンテナンスのことなどなど、たくさん交流していただくことができました。

 

 
口当たりがすごくいい!と好評だったアイスクリームスプーンと、今回が初お披露目だった先割れスプーン。熱伝導率が低い木のボウルは熱々のスープもほどよいぬくもりを感じる程度。リムの部分が少し反り返っていることで、具材がすくい易く、口に当てた時のフィット感も絶妙でした。また軽いことも木のうつわならでは。
 

 
メインディッシュは、大皿に乗ってきたお料理を、ワンプレートの中に各々好きなように盛り付けをして楽しみました。木目の活かし方や正面の向きなどを聞いてから、お皿を選んで盛り付け開始。食材の鮮やかさを引き立ててくれる木の色と質感が食欲を掻き立てます。

 

あっという間の3時間。とても贅沢な時間でした。今回の企画を快諾くださった、コバヤシユウジさん、本当にありがとうございました!
そして、今回のうつわに合わせて食材を提供してくださった、ぐらんふぁーむの阿部さん。おいしい料理とともに、素材へのこだわりと知識の広がりで場を盛り上げてくださいました。ありがとうございました!

またこんな感じの企画をしたいと思います。食とうつわは切り離せない関係。食事がもっと楽しく、ちょっと特別な時間になるようなひとときを一緒に楽しんでいただければと思います。気長に次回のお知らせをお待ちいただけたら嬉しいです。

そして、ご参加いただいたみなさまありがとうございました!

コバヤシユウジさんのサイト
9月3日(月)〜8日(土)まで、長野市の『Kotasoraworks』さんで『パンと木の生活道具展』というイベントがあります。今回のうつわやスプーンも並ぶようですので、ぜひおでかけください。

ぐらんふぁーむ
千曲市で素材にこだわったグラノーラを作っていらっしゃいます。信州産のドライフルーツや、食べやすいソフトタイプのグラノーラなど、体にやさしい商品のラインナップが魅力です。

tokiori企画展 四 『今宵のうつわ』

 
 
 

木工作家:コバヤシユウジ

 

作家のうつわを実際に使って、
その作家と共に時を過ごす特別な一夜です。

つくり手の話を聞きながら実際に使ってみると、また新しい発見があるかもしれません。使うほどに愛着と味わいを増す作家のうつわ。長く使うためのお手入れ方法や制作秘話、意外なうつわの使い方、組み合わせ方などなど、いろいろ話しましょう。

今回の作家は、木工作家のコバヤシユウジさん。洗練されたフォルムと美しい流線型のカトラリー、あたたかみのある彫皿。自身も食通であることから、食へのこだわりと使う人のことを考えた形状へのこだわりをもっていらっしゃいます。そんな作家と一緒に食卓を囲めば、話は尽きません。

食材を提案してくださるのは、千曲市で国産大麦や信州産のドライフルーツを使ったグラノーラを作っている『ぐらんふぁーむ』さん。うつわに合わせて6品ほどご提案いただきます。朝食のイメージがあるグラノーラですが、実は調理方法次第でリゾットになったり、メインの食材と合わせたりして楽しむことができる食材のひとつになります。うつわとともにお楽しみください。

2018年8月25日(土)
時間: 18:00~21:00
参加費: ¥5,000(税込)
定員: 8名様
ご予約: tokioriコンタクトフォームからご予約ください。お名前、ご連絡先、参加人数の他、アレルギーのある方はその旨合わせてご記入ください。

シャンパン、ワイン、ビールなど少しご用意がございます。